ビットコインの救世主!?ライトニングネットワークとは?
ビットコインの問題とは?
少し前にビットコインの送金詰まりが問題になってました。
現在はイーサリアムで同様の詰まりが発生しているみたいですね。
この送金詰まりを解決するために、
いろいろと揉めてビットコインキャッシュができたわけです。
そんな中でこの「ライトニングネットワーク(LN)」が
実装されると一瞬で送金が完了するそうです。
ライトニングネットワークのデモ
これが実装されたら、ものすごいことになりますね。
ビットコインの価格が一気に1000万円を超えてもおかしくないかも。
どういう仕組みなの?
詳しい仕組みは僕自身が理解できてないと思うのですが
わかっている範囲で解説しますね。*1
AさんからBさんへ1BTCを送付
Aさん → Bさん
(1BTC)
次にBさんからAさんへ1BTCを送付
Bさん → Aさん
(2BTC)
さらにAさんからBさんへ5BTCを送付
Aさん → Bさん
(5BTC)
上のやり取りでは最終的に
Aさん → Bさん
(4BTC)
を送付したことになります。
今まではBTCを送るたびに
ブロックチェーンに書き込んでいたため、
上の例でいうと3回ですね。
それがライトニングネットワークを使うと1回で済みます。
これってすごいの?
ただこれを見たときに
「そんなに同じ宛先に何回も送らないよ!」と思いました。
なので意味が分かんなかったんですが、
これを取引所で考えると大きなことだとわかりました。
例えばBittrexからBinanceへの送金は
一日を通して相当なやり取りがされていると思います。
BittrexからBinanceへ1BTC送付が1000回
Bittrex → Binance
(1BTC)× 1000
BinanceからBittrexへ1BTC送付が800回
Binance→ Bittrex
(1BTC)× 800
上の例だとトータルで1800回です。
現在はこれを毎回ブロックチェーンに書き込んでるわけですね。
そりゃー送金詰まりもするわけです。
BittrexからBinanceへ200BTCを送付
Bittrex → Binance
(200BTC)
それがこの1回をブロックチェーンに書き込めば済むってことです。
いかに画期的かがわかりますね!
ちなみにそれぞれのやり取りはオフチェーンといって
ブロックチェーンの外で管理されるようです。
そしてある一定の取引をまとめてブロックチェーンに書き込みます。
これをオンチェーンというそうです。
説明ではわかりやすく取引所単位にしましたが、
詳細を知りたい方はぜひ調べてみてくださいね。
ざっくりとしたイメージはつかんでいただけたと思います。
ビットコインは仮想通貨の王者ですから、まだまだ今後も発展していきそうですね。
早くこの機能が実装されてほしいですが、
技術的には簡単にはいかないようで、まだまだ時間がかかるそうです。
*1:間違っていたら、ご指摘をお願いします。